生きてる限りは日々是好日
小学生以来ののんびり感と手斧感
2022/07/21 木
夏らしい暑い日で、家内が手塩に掛けて手入れしてきた庭に赤や黄色の花も咲いている。タイルを敷き、テーブルとイスを置いた憩いのスペースに木陰を作るるために、パラソルを導入することとなり、黒磯のカインズに行き、木製のパラソルと重しの台と手斧を購入してきた。
やや曇り加減であったが、やはりパラソルのお蔭で影は出来、そして風はそよそよと吹いてくれている。なんてのどかなゆったりした時間なんだ!
こんな時間があるなんて!
そして
小さく切り刻まないと捨てられないという太い木片を渡され、、手斧で試し割り! 切り?
面白い!
重さに任せて刃筋に誘導されて振り下ろせるとスパッと刃が入るが、ちょっとでも余計な力みがあると刃筋が立たず、斜めになり切り込めず途中で止まる。そして、木の節のなんと強いことか?!
言葉通り、全く刃が立たない。跳ね返される。腐れ掛かった同じ一本の木片なのに!
身体感覚の実感と言葉がこれだけフィットする感じはこれまで仕事、仕事の時には感じられなかった。
今から思い返し、感じ返すと、何か上滑り、言葉だけ、身体の実感が希薄なまま言葉に翻弄されていたような感じがする。長い長い夢を見ていたような気もする。
小刀も、斧も、手斧も小学生以来使ったことが無かった。半世紀ちょっとぶり!
でも、手斧の触感、振り下ろす感じ、切る感じ、なんか懐かしい。
カップ入りのチョコレートパファ風のアイスを食べながら、田舎の過ぎ行く時間を満喫した。
家、 庭、 太陽と風と蝉
小学生時代はそれが当たり前の感触だったが、そんな感触は本当に半世紀ぶり!
なんだろう! 懐かしくも 新しい ときめく!